白ワイン入門 | 初心者のための楽しみ方
白ワインは、その豊かな香りと繊細な味わいで世界中のワイン愛好家を魅了しています。しかし、初心者にとってはどのようなワインを選べば良いのか、どのように楽しめば良いのか分からないことも多いでしょう。
このコラムでは、白ワインの基本知識から選び方、楽しみ方、料理との相性について解説し、初心者でも白ワインを気軽に楽しめるようになるためのポイントをお伝えします。
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白ワインの基本知識
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白ワインは、主に白ぶどうを使って作られます。製造過程では、ぶどうの果皮を取り除いた果汁だけを発酵させることで、透明感のある色合いと独特の味わいが生まれます。白ワインにはさまざまな品種のぶどうが使用されていますが、代表的なものにシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングなどが挙げられます。それぞれの品種は、育てられる地域や気候によって異なる特徴を持っています。
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白ワインの種類と味わいの違い
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白ワインは、大きく分けて辛口、中辛、甘口の3つに分類されます。辛口はすっきりとした味わいで、魚料理やサラダと相性が良いです。中辛は程よい甘みと酸味のバランスが特徴で、チーズや揚げ物などと相性が◎。甘口はリッチな甘みがあり、デザートやフルーツと共に楽しむのがおすすめです。
また、ワインのボディ感はフルボディ、ミディアムボディ、ライトボディに分類されます。フルボディは味わいが濃厚で、肉料理との相性がバツグン。ミディアムボディはバランスの良い味わいで、幅広い料理に合わせやすいです。ライトボディは爽やかな味わいで、魚介類や前菜と相性が良いです。
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白ワインの選び方
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白ワインを選ぶ際には、ラベルに記載されている情報を理解することが重要です。ラベルには、生産国や地域、品種、ヴィンテージ(収穫年)などの基本情報が記載されています。また、「辛口」や「甘口」と味わいの違いが示されていることもあります。その日の料理に合わせて選んでみましょう。初心者の方には、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランなど、馴染みやすい味わいの品種がおすすめです。
価格帯も重要な選び方のポイント。一般的には、価格が高いほど品質が良いとされますが、初心者だと手頃な価格帯のものから試すことがおすすめです。1,000円~3,000円程度の白ワインでも美味しいものは多く、無理なく楽しむことができます。
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白ワインの楽しむためには
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白ワインを最大限に楽しむためには、温度が重要です。一般的には、飲むときに8℃~12℃になっているのが適切とされています。
また、ワインを注ぐ際には、適切なグラスを選ぶことも重要です。白ワイン用のグラスは、縦長で細身の形状が一般的。飲み口が狭いので、香りが逃げずに口に運ぶことができます。
香りを楽しむためには、まずグラスを傾けてワインに空気を含ませます。その後、鼻をグラスに近づけてゆっくりと息を吸い込みましょう。
味わいを感じる際には、口に含んだワインを舌で転がしてからゆっくりと飲み込みます。
香りや味わいを意識しながら、いくつか飲み比べてみることで、違いを楽しむことができるでしょう。
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白ワインと料理の相性
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白ワインは、さまざまな料理と相性が良いとされています。基本的なペアリングのルールとして、ワインの味わいに合わせて料理を選ぶことが大切です。例えば、辛口の白ワインは魚料理やサラダ、ライトボディの白ワインは魚介類や前菜、ミディアムボディの白ワインはチーズや揚げ物などと相性が良いとされています。また、甘口の白ワインはデザートやフルーツと一緒に楽しむのがおすすめです。
季節やシーン別のおすすめペアリングも参考にしてみましょう。例えば、夏にはさっぱりとした料理とライトボディの白ワイン、冬にはコクのある料理とミディアムボディの白ワインがおすすめです。また、パーティーやディナーでのおもてなしには、豪華な海鮮料理やローストチキンと辛口の白ワインを用意すると、ワイン好きな人にも喜ばれます。
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初心者にもおすすめ国産白ワイン
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MORIUMIUS Farm&Wineryの白ワイン『Gekka』です。
MORIUMIUS Farm&Wineryでは、津波で甚大な被害を受けた宮城県石巻市雄勝町の土地で自社農園のワイナリーの準備をしており、2023年の現在は日本の山形県のぶどうを使い、宮城県川崎町でナチュラルワインを醸造している<アルフィオーレ>にて醸造しています。酸化防止剤や亜硫酸塩を含まず、ぶどうの皮についた野生酵母のみで醸造している、国産のナチュラルワインです。
ぶどうは、セイベル・デラウェア・ネオマスカット・ロザリオビアンコを使用。飲みやすく、どんな料理とも相性が良い味わいです。
いかがでしたか?ワインは、基本知識を身につけ、種類や味わいの違いを理解することで、もっと楽しむことができます。このコラムを参考に、選び方や楽しみ方のポイントを押さえて、自分に合ったワインを見つけましょう。